2012年12月12日水曜日

おにのへいぞう

ハッピーバースデイバイマイセルフ、トオルです。

今日はもう一個だけ、短いので書いておきます。そしてスヤスヤと寝ます。

うちのおとうさんは「鬼平犯科帳」が好きです。
もっとも、私が物心付いた頃にはもう鬼平の放送は終わってたので、私の知る限りでは再放送で見ているだけのようですが、子供の頃はケーブルテレビで、最近はBSフジと三重テレビで週二回も鬼平を見るくらいには好きです。(BSフジの再放送はちょっと前に終わってしまったようですが)
父の影響で、私も中村吉衛門さんには特別な親しみを抱くようになり、夏になると毎日のように井村屋のあずきバーを食べています。(余談ですが、あずきバーは大変固いので、今の吉衛門さんのようにお年を召した方でも食べられるのかどうか、いつも心配になります)

毎週毎週、「それもう人生で三回くらいは見てるんじゃない?」と思われる鬼平の再放送を楽しんでる父を見ていると、「DVD買えばいいのに」と思うのですが、父は買ってまで見たいとは思わないようです。むしろ、見たいと思ったときには見れないけど、毎週決まった時間になるといずれかのエピソードが放送する、という不自由な視聴態勢も含めて楽しんでいる気がします。

ひょっとしたら、私はおとうさんのようなニーズに向けて音楽紹介という活動をしてるのかもしれない。そんな考えが、さっきお風呂に入ってたらふいに浮かんできました。
何らかの「それ」を求めてるというより、気が付いたら何か流れてるくらいが心地いい、という需要が、ツイッターで音楽紹介アカウントをフォローする動機のほとんどではないでしょうか。だからといって、その人はそのときTLに流れてるリンク動画を楽しむためだけが目的というわけでもなくて、そのときの心の天秤の傾き次第では「これちゃんと聴いてみたいなあ」と思ってくれるかもしれない。その天秤を私が操作することはできないけど、何かの折りに「傾いた」結果が知れたら、ちょっと嬉しい気持ちになれると思います。
それだけじゃなくて、むしろそれ以上によくあることとして、TLで自分の興味ある音楽の話をしてると、もっと詳しい方が私の知らない範囲のことまで言及してくれて、結果的に自分に返ってくるというのもまたあることです。

誕生日のブログにしてはちょっと堅い内容だったかもしれませんが、日ごろは大体こんなことを考えながらツイートしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿